ムシウタ完結を前に

ムシウタ12巻読了。

ムシウタの1巻を読んだのはいつだったろうか。なんとなく、るろおさんのイラストに惹かれて買った本ではあるけれど、読んですぐ、少年少女が苦悩し、虫に戦いを挑む姿に引き込まれた。

そんなわけで、HNもこの作品から頂いている。

もともとは1巻から初版で持っていたのだけど、1~3巻を借りパクされたのは悲しい思い出。1巻の表紙は今のと違っていた。
アニメ化の原作レイプ振りにも酷く憤ったことを覚えている。

以下ネタバレ。




































かっこうやふゆほたるを中心に進んできた物語ではあるが、ついにかっこうに限界がきてしまった。
かっこうも最終的には復活してくれると信じているけれど、戦いの決着がつく前なのか後なのか、それが気掛かりだ。
欠落者からの復活を考えるならば、姉さんの出番となるのだろうか。

12巻は絶望的な終わり方をしてしまった。100を超える数の虫付きを相手にする2号局員たち、復活したありすにボコられるハルキヨ。48時間の間に、どの作戦にも加わっていないメンバーが、どのような行動を取っていたのか、それが気になる。8月が待ち遠しい。

ところで、"兜"がむしばねのほうにも現れているのは、何か意味があるのだろうか。作戦1に加わる前に来ただけなのか、片方の兜は誰かの変装なのか。実は一番の謎だったりする。